紫微斗数による官禄宮の鑑定結果
官禄宮に紫微星の入る人は、比較的若いころから職業的に成功を収める傾向があります。 幼少の頃から仲間うちのリーダーになったり、学級委員に選ばれたりする機会も多いかもしれません。
社会に出てからも、職業運はおおむね良好で、 事業を興しても、企業へ就職しても、ある程度以上の成功を期待することができるでしょう。
紫微星の場合には、どちらかと言えば、 経済的な成功よりも社会的に名誉ある地位を手に入れるという意味合いが強くなります。 職業的・社会的に成功すれば、自ずと経済的にも成功しやすいのであまり心配はいりませんが、 場合によっては、周りから尊敬される仕事をしているけれど、 収入的にはあまり報われないということになる可能性もゼロではありません。 これは、職業選択において何を重要視するかという本人の価値観の問題でしょう。
官禄宮に貪狼星の入る人は、物欲・金銭欲・出世欲などの欲望が強くなる傾向があります。 働くことが好きでお金を稼ぐことも好きな精力的な性質であり、 エネルギッシュに働き、結果を残し、職場を牛耳ります。
頑張っても評価が変わらない職場や、 社会的な意義が高くても給料が低い職種には、物足りなさを感じてしまうかもしれません。 もっとはっきりと、自分自身が仕事を頑張ることで出世や収入に直結するような働き方のほうが性に合っているでしょう。
また、じっと座って決められた業務を淡々とこなすような働き方よりも、 自由に動き回って成果を挙げるような働き方のほうが好きかも知れません。
民間のほうが良いとか、公務員には向かないということではありません。 ある程度自由に活動的に働ける職場であれば、 会社員でも公務員でも自営でもそれなりの成果を挙げられる可能性が高いでしょう。
上記は、官禄宮に入っている星から読み解いた 仕事運・職業の適性 の解説です。
それぞれの宮から鑑定できる内容は以下の通り。
※上記の占い結果は、古来から伝わる紫微斗数の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“紫微斗数ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
どの星が入っているから良い、あるいは、悪いという解釈のしかたは正しくありません。 どの星であれ、それを長所として伸ばせば良い星となりますし、短所として増長させてしまえば悪い星となるでしょう。
この占いを利用することで運勢が良くなったり、思いがけない幸せが訪れたりするというものではありませんが、 この占いを楽しんで、普段の生活のご参考にしていただければ幸いです。