紫微斗数による官禄宮の鑑定結果
官禄宮に廉貞星の入る人は、積極性や行動力を活かした仕事に適性があります。 頭の回転が速く、駆け引きに長けており、部下を使いこなすのも上手いでしょう。
廉貞星の良い面が出れば、 様々な局面で機転を利かせて、素早く判断をして、段取り良く仕事を進めていけるでしょう。 部下は良く従い、上司からも一目置かれる存在になるはずです。
反対に悪い面が出れば、 周りのユルさにイライラしてしまったり、 上司や同僚とソリが合わなかったりして、 転職を繰り返すことになるかもしれません。
基本的に能力の高い人なので、その能力を活かせる職場ならば、 企業に勤めても自分で事業を興しても、 キビキビと仕事に励んである程度以上の成功を収める可能性が高いでしょう。
官禄宮に七殺星の入る人は、自分自身で道を切り開いていく働き方を選ぶ傾向が強いようです。 だから組織人に向かないというわけではありません。 あくまで働き方のセンスとして、自分自身で善し悪しを判断して責任をとるようなやり方を好むということです。
社内の派閥に属したり、上司の腰巾着になるような働き方は好みません。 その意味では、会社員や公務員には向かないと言えなくもありませんが、 企業などの組織内には七殺星のような働き方をする人がいてもいいはずです。 マイペースではあっても一本筋の通った仕事ぶりを理解してくれる人もあるでしょう。
できることなら、そんな自分のセンスを理解してくれる懐の深い人物に出会えると良いでしょう。 七殺星は無頼なところはありますが、自分を理解してくれる相手には自然と敬意を持って接することができるでしょう。 そのような人を見つけたら素直に頭を下げ、自分の能力が発揮できるように導いてもらうと良いでしょう。
上記は、官禄宮に入っている星から読み解いた 仕事運・職業の適性 の解説です。
それぞれの宮から鑑定できる内容は以下の通り。
※上記の占い結果は、古来から伝わる紫微斗数の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“紫微斗数ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
どの星が入っているから良い、あるいは、悪いという解釈のしかたは正しくありません。 どの星であれ、それを長所として伸ばせば良い星となりますし、短所として増長させてしまえば悪い星となるでしょう。
この占いを利用することで運勢が良くなったり、思いがけない幸せが訪れたりするというものではありませんが、 この占いを楽しんで、普段の生活のご参考にしていただければ幸いです。