紫微斗数による遷移宮の鑑定結果
遷移宮に甲級主星(紫微星・天機星・太陽星・武曲星・天同星・廉貞星・天府星・太陰星・貪狼星・巨門星・天相星・天梁星・七殺星・破軍星のいずれか) が入らないようです。
遷移宮に甲級主星が入らない場合には、対宮となる命宮に入る星で鑑定します。 遷移宮に入っている場合よりも、それぞれの星の持つ個性の傾向が控え目になるとお考えください。
遷移宮の対宮(命宮)に紫微星の入る人は、基本的に対人関係・旅行・引っ越し・出張などの移動、外出運は良好でしょう。 外出した先で人との縁が出来やすい運勢で、 出会った人からの協力を得たり、実力者からの引き立てを受ける機会も多いでしょう。
生まれつき対外運には恵まれているので、 旅行、出張、何らかの会合、サークル、パーティーなどの機会があれば、積極的に出掛けて人と交流すると良いでしょう。 それをきっかけに人脈が広がったり、自分自身の事業や仕事などが発展することもあるでしょう。
困難な状況に遭遇しても、他の人からの手助けで回避できる可能性が高いでしょう。
遷移宮の対宮(命宮)に貪狼星の入る人は、家におとなしくしているより、外へ出て積極的に行動する方が発展の機会を得やすいでしょう。 どちらかと言えば、静かな田舎よりは繁華街などの刺激の多い都心のほうが向いている星回りです。
異性も含めて交友関係は広がりやすく、酒席に参加する機会も多いでしょう。 趣味も広いため、そうした活動を通じた知人、友人もできやすいでしょう。
良くも悪くも異性と知り合う機会が多くなりがちですが、 出会った異性に助けられることもあれば、異性のもたらすトラブルに足を引っ張られることもあるでしょう。
上記は、遷移宮に入っている星から読み解いた 移動・外出・対人関係に関する運勢 の解説です。
それぞれの宮から鑑定できる内容は以下の通り。
※上記の占い結果は、古来から伝わる紫微斗数の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“紫微斗数ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
どの星が入っているから良い、あるいは、悪いという解釈のしかたは正しくありません。 どの星であれ、それを長所として伸ばせば良い星となりますし、短所として増長させてしまえば悪い星となるでしょう。
この占いを利用することで運勢が良くなったり、思いがけない幸せが訪れたりするというものではありませんが、 この占いを楽しんで、普段の生活のご参考にしていただければ幸いです。