紫微斗数による兄弟宮の鑑定結果
兄弟宮に甲級主星(紫微星・天機星・太陽星・武曲星・天同星・廉貞星・天府星・太陰星・貪狼星・巨門星・天相星・天梁星・七殺星・破軍星のいずれか) が入らないようです。
兄弟宮に甲級主星が入らない場合には、対宮となる奴僕宮に入る星で鑑定します。 兄弟宮に入っている場合よりも、それぞれの星の持つ個性の傾向が控え目になるとお考えください。
兄弟宮の対宮(奴僕宮)に天同星の入る人は、兄弟姉妹を持つとすれば、温厚で人懐っこい人物である可能性が高いでしょう。 物事を気楽にとらえる明るい楽観主義者であり、身内としても付き合いやすい兄弟姉妹と言えるでしょう。
基本的に兄弟仲は良いでしょう。 どちらかと言えば、縦の関係ではなく、友達同士のような親しみのある横並びの関係性となります。 何かにつけて連絡を取り合ったり、お互いに助け合ったりすることができます。
大人になってからも、兄弟姉妹間の交流が続きやすいでしょう。
兄弟宮の対宮(奴僕宮)に太陰星の入る人は、兄弟姉妹を持つとすれば、心優しく容姿の良い人物である可能性が高いでしょう。 特に、姉や妹の場合には、美人である可能性が高いでしょう。
兄弟姉妹は、精神世界を大切にする清らかで繊細な性格となる傾向があります。 美しいものや神秘的なものを嗜好するクリエイティブな人で、文学・絵画などの芸術的な才能に恵まれています。 その反面、やや過敏になりやすい神経質な面も持っています。
太陰星が◎や○の場合、兄弟仲は比較的良い傾向です。 △の場合にも、兄弟姉妹との関係性はそれほど悪くないでしょう。 困ったときには、お互いに助け合うことができるでしょう。 特に姉妹であれば、大変が仲が良く、大人になっても疎遠にならずに親密な交流が続きやすいでしょう。
上記は、兄弟宮に入っている星から読み解いた 兄弟姉妹との関係性 の解説です。
それぞれの宮から鑑定できる内容は以下の通り。
※上記の占い結果は、古来から伝わる紫微斗数の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“紫微斗数ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
どの星が入っているから良い、あるいは、悪いという解釈のしかたは正しくありません。 どの星であれ、それを長所として伸ばせば良い星となりますし、短所として増長させてしまえば悪い星となるでしょう。
この占いを利用することで運勢が良くなったり、思いがけない幸せが訪れたりするというものではありませんが、 この占いを楽しんで、普段の生活のご参考にしていただければ幸いです。