紫微斗数による官禄宮の鑑定結果
官禄宮に廉貞星の入る人は、積極性や行動力を活かした仕事に適性があります。 頭の回転が速く、駆け引きに長けており、部下を使いこなすのも上手いでしょう。
廉貞星の良い面が出れば、 様々な局面で機転を利かせて、素早く判断をして、段取り良く仕事を進めていけるでしょう。 部下は良く従い、上司からも一目置かれる存在になるはずです。
反対に悪い面が出れば、 周りのユルさにイライラしてしまったり、 上司や同僚とソリが合わなかったりして、 転職を繰り返すことになるかもしれません。
基本的に能力の高い人なので、その能力を活かせる職場ならば、 企業に勤めても自分で事業を興しても、 キビキビと仕事に励んである程度以上の成功を収める可能性が高いでしょう。
官禄宮に破軍星の入る人は、自分自身で道を切り開いていく働き方を選ぶ傾向があるようです。 人に頭を下げることを好まず、身につけた何らかの知識や技能で誰にも頼らずに稼いでいきたいと思っているかもしれません。 どちらかと言えば、組織人には向かない性質でしょう。
これは、あくまでも自分自身のセンスで自由に働きたいという気持ちが強いということであり、 職業運が悪いということではありません。
ただし、組織に属さずにやっていくことは簡単なことではなく、 場合によっては仕事面での苦労を重ねて苦汁をなめるような経験をすることがあるかもしれません。
自分の能力だけを頼りにするような働き方を目指すなら、 人生が破たんしないように用意周到に進めなくてはなりません。 例えば、お金を稼ぐのに役に立つ何らかの分野の技能を身につけたり、資格を取得するなど、 それなりの見通しと対策が必要となるでしょう。
この際、 中途半端に人目を気にして、 自分の人生には何ら役に立たない聞こえの良い学歴や資格を取得するようなやり方はしないことです。 自分が生きていくために本当に必要な学歴・技術・資格などを身につけるように意識すると良いでしょう。
もう一点付け加えるなら、一匹狼でやっていくとは言ってもやはり社会と関わって生きていくわけですから、 他人からの最低限の施しや協力は受け容れるべきでしょう。 特に自分を理解してくれる尊敬できる人物がいるなら、素直に頭を下げて教えを請うべきです。 そうすることで、しなくてもいい苦労を避けられたり、発展するきっかけを得られるかもしれません。
上記は、官禄宮に入っている星から読み解いた 仕事運・職業の適性 の解説です。
それぞれの宮から鑑定できる内容は以下の通り。
※上記の占い結果は、古来から伝わる紫微斗数の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“紫微斗数ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
どの星が入っているから良い、あるいは、悪いという解釈のしかたは正しくありません。 どの星であれ、それを長所として伸ばせば良い星となりますし、短所として増長させてしまえば悪い星となるでしょう。
この占いを利用することで運勢が良くなったり、思いがけない幸せが訪れたりするというものではありませんが、 この占いを楽しんで、普段の生活のご参考にしていただければ幸いです。