紫微斗数による父母宮の鑑定結果
父母宮に甲級主星(紫微星・天機星・太陽星・武曲星・天同星・廉貞星・天府星・太陰星・貪狼星・巨門星・天相星・天梁星・七殺星・破軍星のいずれか) が入らないようです。
父母宮に甲級主星が入らない場合には、対宮となる疾厄宮に入る星で鑑定します。 父母宮に入っている場合よりも、それぞれの星の持つ個性の傾向が控え目になるとお考えください。
父母宮の対宮(疾厄宮)に天同星の入る人は、親との関係は比較的良好でしょう。 親は温厚で善良な人物であり、どちらかと言えば、厳しさよりも柔和な態度で子と接するでしょう。
天同星△や×の場合、やや悪い面が出やすくなります。 親は優しく親切ですが、それだけに決断力や迫力に欠けると言えなくもありません。 親にどっしりと構えていて欲しいときに今ひとつ頼りなく感じたり、 優柔不断な態度が続けば、物足りなさを感じることもあるでしょう。
子としては、基本的には親と仲の良い関係を保つことができます。 自然と親孝行をするようになるでしょう。
父母宮の対宮(疾厄宮)に太陰星の入る人は、どちらかと言えば、親から精神面での恩恵を受けることが多くなるでしょう。 親は、芸術などをこよなく愛するタイプで、心優しく愛情豊かです。 経済的にも安定している可能性が高く、基本的に家庭環境は良好でしょう。
どちらかと言えば、母親との縁が深くなる傾向で、慈悲深い愛情を持って育ててもらえるでしょう。 子としては、親の影響で文学・絵画などの芸術への関心が高まったり、 哲学・心理学などの精神性の高い世界に惹かれるようになるかもしれません。
上記は、父母宮に入っている星から読み解いた 両親との関係性 の解説です。
それぞれの宮から鑑定できる内容は以下の通り。
※上記の占い結果は、古来から伝わる紫微斗数の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“紫微斗数ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
どの星が入っているから良い、あるいは、悪いという解釈のしかたは正しくありません。 どの星であれ、それを長所として伸ばせば良い星となりますし、短所として増長させてしまえば悪い星となるでしょう。
この占いを利用することで運勢が良くなったり、思いがけない幸せが訪れたりするというものではありませんが、 この占いを楽しんで、普段の生活のご参考にしていただければ幸いです。