紫微斗数による福徳宮の鑑定結果
福徳宮に甲級主星(紫微星・天機星・太陽星・武曲星・天同星・廉貞星・天府星・太陰星・貪狼星・巨門星・天相星・天梁星・七殺星・破軍星のいずれか) が入らないようです。
福徳宮に甲級主星が入らない場合には、対宮となる財帛宮に入る星で鑑定します。 福徳宮に入っている場合よりも、それぞれの星の持つ個性の傾向が控え目になるとお考えください。
福徳宮の対宮(財帛宮)に武曲星の入る人は、気が早く何をするにもテキパキと片付けていく人です。 精神的には、いつも忙しい気持ちで過ごしているでしょう。 実際に仕事などで忙しい生活をしている人も多いでしょう。
のんびりと余暇を静かに過ごしたり、ゆっくりと趣味に取り組むといったメンタリティになることは少ないでしょう。 せっかちな人という言い方もできるかもしれません。
中年以降には落ち着いてくるでしょう。
福徳宮の対宮(財帛宮)に貪狼星の入る人は、異性との交際、歓楽街での飲食、ギャンブルなど、刺激にあふれた生活を好む傾向があります。 そのようにして忙しく遊び回り、異性も含めて様々な人たちと享楽的に交遊することが、精神的な張り合いとなっているでしょう。
人脈は広がりますが、一方で交際が派手になりやすく、その分トラブルの種も招きやすい傾向です。 特に異性に関するトラブルに悩まされる可能性があります。
上記は、福徳宮に入っている星から読み解いた 精神的な充足、楽しみ、趣味など の解説です。
それぞれの宮から鑑定できる内容は以下の通り。
※上記の占い結果は、古来から伝わる紫微斗数の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“紫微斗数ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
どの星が入っているから良い、あるいは、悪いという解釈のしかたは正しくありません。 どの星であれ、それを長所として伸ばせば良い星となりますし、短所として増長させてしまえば悪い星となるでしょう。
この占いを利用することで運勢が良くなったり、思いがけない幸せが訪れたりするというものではありませんが、 この占いを楽しんで、普段の生活のご参考にしていただければ幸いです。