紫微斗数による命宮の鑑定結果
命宮に天梁星の入る人は、義理堅く面倒見の良い親分肌の人でしょう。 社会に貢献したい気持ち・困っている人がいれば助けようとする厚い心・後進を育てたいという高い志を持っています。 また、正義感が強いため、不道徳なこと・社会ルールに反することなどは好みません。
周囲から見た印象は、頼りがいがある・指導力がある・人情家・筋を通す人…といったところでしょうか。 人の面倒を見たり、人を説得するのがうまく、人前で話をするのが得意な人も多いので、 そうした天分を活かせる職業に適性があります。
基本的に人から恨まれるタイプではなく、大抵の人とうまくやっていけます。 どのようなコミュニティにおいても、 面倒見が良く頼りがいがある天梁星の周りには自然と人が集まってきて、 皆のまとめ役になることが多いでしょう。
注意点を挙げるなら、相手によっては天梁星の義理・道徳・教育的な態度を、 うるさく感じてしまうこともあるかもしれません。 すべての人が社会道徳を素直に受け入れてくれるわけではないということを頭の片隅に置いておくことです。
このような相手には、たとえ明らかに相手が間違っていて自分の意見が正しいとしても、 あまり正論で説教したり、自分の価値観を相手に強要しないことです。 もし自分の正しさを証明できたとしても、 議論で相手をやり込めてしまえば、無用な逆恨みを買ってしまうかもしれません。
天梁星は基本的に吉の星です。 自然と福を引き寄せるようなところがあり、よほどのことが無い限り悪の道へ進むことは無いでしょう。 人付き合いにおいても、持ち前の面倒見のよさを良い方向に活かすことが出来れば、 最終的には人に恵まれた幸せな人生となるでしょう。
上記は、命宮に入っている星から読み解いた 基本的な人格・性質 の解説です。
命宮に入る星は、その人の先天的・基本的な人格・性質を表します。 特に生まれてから中年くらいまでの前半生においては、大きな影響を持ちます。 そして、前半生に形成された人格は、当然ながら人生の後半においても大きな影響を持つので、 その意味では人生の後半生においても命宮の星の与える影響は小さくありません。
それぞれの宮から鑑定できる内容は以下の通り。
※上記の占い結果は、古来から伝わる紫微斗数の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“紫微斗数ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
どの星が入っているから良い、あるいは、悪いという解釈のしかたは正しくありません。 どの星であれ、それを長所として伸ばせば良い星となりますし、短所として増長させてしまえば悪い星となるでしょう。
この占いを利用することで運勢が良くなったり、思いがけない幸せが訪れたりするというものではありませんが、 この占いを楽しんで、普段の生活のご参考にしていただければ幸いです。